華道相阿彌流本部神楽坂教室(家元教室)2025年11月前半のお稽古は、ヤナギやノバラといった枝ものを中心に、秋らしい装いの稽古が主となりました。
また、展覧会やコンクールに向けた鍛錬に励む受講生も多く、緊張感のある稽古風景にもなりました。
今回は、11月16日㈰の日曜日クラス生徒作品をお届けします。
目次
生徒作品:石化柳と檜葉の三重切り

| 花材 | ・石化柳(Salix udensis f. cristata) ・檜葉(Thujopsis sp.) |
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| 作者 | 野田 俊慧(Shunkei NODA) |
主題である石化柳が持つ不思議な曲線をうまく導き、線の美と華道作品全体としての流れを引き立たせた、いけ手の腕が光る作品です。
「三重切り」という3つのいけ口を持つ花器へ檜葉をあしらいにいけ込むことで、古典情緒あふれる格調高い花となりました。

