華道相阿彌流(相阿弥流)の始祖・相阿彌眞相作庭と伝わる京都・青蓮院の写真を掲載します。相阿彌流・富塚祐子の報告です。
10月のある日、大阪に仕事で行きましたので、京都によって、以前家元(横地画抱)から教えていただいた相阿彌作のお庭を見ようと思いました。知恩院の裏側にある青蓮院、河原町付近からバスで15~20分ほどでつきます。
▼本堂はとても立派ですが、入り口を入るとこじんまりしていて、素敵な日本家屋のお宅にお邪魔したような雰囲気です。襖絵、屏風、伽藍など装飾品も見どころが多いです。
正面を入って右側の縁側に座ると相阿彌作のお庭を眺めることができます。お抹茶を頼むこともできるようですので、お抹茶をいただきながら、のんびりと素敵なお庭を眺めて、お抹茶をすすりながら、楽しそうに話しているドイツ人?一家がお隣にいました。お父様はカメラが趣味なのでしょうか、一眼でさかんにお庭の写真をとっていました。
▼相阿彌作のお庭です、さきほどの縁側の正面にある建物からとりました。水に映える木々の様子、自然を感じる素敵なお庭です。紅葉の時はどれほど綺麗なのかと想像すると、ため息がでそうになります。
▼さきほどの縁側からお庭の正面をみると滝と灯篭が見えます。春、秋ともに夜はライトアップされるそうです。きっと幻想的で素敵なのでしょう。
▼不動明王が祀ってある本堂へ渡る廊下、とても落ち着いた雰囲気で相阿彌の庭と溶け合っているような雰囲気です。
▼本堂の脇に小さなお庭がありました。
青蓮院は春夏秋冬どの季節も美しいだろうなと思わせる寺院です。ぜひ一度訪れることをお勧めいたします。
青蓮院とお庭の情報は下記のサイトをご参照ください。
http://www.shorenin.com/temple/