10月21日(土)・22日(日)に増上寺で開催された「復興応援いけばな展・つなげよう花の心6」において
華道相阿彌流家元・横地画抱が「いけばなデモンストレーション」を担当しました。
多様な流派のいけばな作家たちが「東北の花をいける」ことで応援メッセージを送りたいと継続している企画イベントです。
最初に相阿彌流の基本を説明しながら、二重に蔓梅擬き(つるうめもどき)と葉蘭、岩手県の竜胆(リンドウ)を生けました。
その後、箱から福島の旧家に190年前から伝わる食籠(ジキロウ・蓋がつい食物を盛る器)を取り出しました。
長らく使われていなかったという器に花を活けることで、「つなげよう花の心」の想いが作品となりました。
三作目として、デモンストレーション前に生けられていた作品を、大きな花器に移し、岩手県、宮城県、福島県といった東北産の花々を生け、東北の花を使ったライブパフォーマンスを終えました。