2025年(令和7年)9月27日から28日にかけて東京都・増上寺で開催される復興支援いけばな展『つなげよう花の心14』に、華道相阿彌流(相阿弥流;そうあみりゅう)21世家元・横地画抱が出展します。
『つなげよう花の心』プロジェクトは、東日本大震災からの復興に花を通してエールを送りたいと志す華道家たちが中心となり、2012年に始動しました。
毎年都内で開催される行事を通してお寄せいただいた寄付をもとに、東北をはじめとする被災地でいけばな教室を開催し、心のつながりと癒しを届けています。
近年は活動範囲を全国に拡大し、昨年は能登半島をテーマにした参加型展示を実施、今年(2025年)には能登半島でのいけばな教室開催にも至りました。
14回目となる本展覧会では、『つなげよう花の心』プロジェクトの活動報告とともにプロジェクトに参画する作家たちのいけばな作品が展示されます。
ご来場の皆さまにおかれましては、お花をお楽しみいただくとともに、被災された地域と人びとの心のいち早い復興をご祈念いただけましたら幸いに存じます。
『つなげよう花の心14』開催概要

イベント名 | 復興支援いけばな展 つなげよう花の心14 |
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会期 | 2025年(令和7年)9月27日㈯~28日㈰ |
開催時間 | 10:00~16:00 |
会場 | 増上寺 光摂殿前広場・光摂殿(大広間)・増上寺会館(中広間・桐の間) 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35 ※受付は大殿向かって左手の建物「光摂殿」となります。建物正面から石段を上がってお入りください。 |
アクセス | ■電車でのアクセス ・JR線・東京モノレール「浜松町」駅より徒歩10分 ・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩5分 ・都営地下鉄三田線「御成門」駅より徒歩3分 ・都営地下鉄三田線「芝公園」駅より徒歩3分 ・東京メトロ日比谷線「神谷町」駅より徒歩10分 |
入場料 | 入場無料 |
主催 | つなげよう花の心実行委員会 |
協賛 | ㈱大田花き、㈱大森花卉、㈱とうほくフラワーサポート |
後援 | (公財)日本いけばな芸術協会、(一社)帝国華道院 |
『つなげよう花の心14』の参加作家一覧
『つなげよう花の心14』には、下記の22名の華道家・いけばな作家が作品を展示します。
- 池田理英(古流松藤会 家元)
- 伊藤庭花(小原流)
- 井上冷美(柴山古流・縁山流 家元)
- 岩田珖園(東池坊 家元後継)
- 榎本理鶴(古流松濤会 副家元)
- 大坪光泉(龍生派)
- 大野理瞳(古流・大觀流 副家元)
- 岡田広山(広山流 家元)
- 粕谷尚弘(一葉式いけ花 家元)
- 工藤亜美(小原流)
- 小林一阿彌(都古流 家元)
- 澤井雅恵(郁生流 家元)
- 千羽理芳(古流松應会 家元)
- 塚越応駿(いけばな松風 家元)
- 長井理一(古流松藤会)
- バーネット秀抱(秀抱流 家元)
- 宮本理城(古流東洋会 家元)
- 武藤理高(古流わかば会 副家元)
- 望月義瑄(宏道流 家元)
- 山根奈津子(真生流 副家元)
- 横地画抱(相阿彌流 家元)
- 吉村華洲(龍生派 家元)
相阿彌流からは、21世家元・横地画抱が参加いたします。
『つなげよう花の心』プロジェクトについて
『つなげよう花の心』プロジェクトは、東日本大震災からの復興へ「東北の花をいける」ことでエールを送りたいという志を抱いた華道家・いけばな作家たちが中心となり始動しました。
2012年夏より毎年、作品の展示やライブパフォーマンスを中心とした行事と都内各地で開催し、この活動を通して集められた寄付をもとに資材を集め、東北各地の被災地域でいけばな教室を開催しています。
また、近年は東北地方のみならず日本各地で甚大な自然災害が多発していることを受けて、活動範囲を熊本、岡山など全国へ拡大し、花へ向かうひとときを通して心のつながりと癒しを届けることを目的に活動を続けています。
昨年のいけばな展では豪雨被害に見舞われた能登半島を想い、半島を形取った花手水を光摂殿前広場に設け来場者参加型の展示企画を実施。
そして本年(2025年)には、能登半島でのいけばな教室開催にも至りました。
『つなげよう花の心』プロジェクトの詳細やこれまでの活動記録については、プロジェクトの公式WebサイトやFacebookページをご確認ください。

