第21世家元 横地画抱(よこちがほう)
本名・横地光。愛媛県松山市生まれ。
武蔵野美術大学、同大学大学院修了。専攻は油絵。
大学時代に、武蔵野美術大学油絵科教授であり第19世家元でもあった横地宗象円(本名・横地康國)のもと、華道相阿彌流に入門。
大学院修了後、郷里、愛媛県で県立高校教諭を勤めていたが、横地宗象円と横地和光の養子となり、宗象円没後、副家元となる。
母、横地和光が第20世家元を務めている間は、『家元は華道をもって生業とするべからず』の不文律を守る準備のため、画業に比重を置いていたが、平成19年に愛媛県美術館で個展を開いたのを機に、華道に尽力することを申し出、平成20年に第21世家元を継承。
新宿区改代町にある田中寺(でんちゅうじ)で行われた襲名披露式典では、相阿彌流開祖の家伝書を横地和光より、拝受。
菩提寺である田中寺には、相阿彌流代々家元之の墓があり、田中寺で襲名披露を行った理由は、第18世横地宗庭、第19世横地宗象円に報告し、誓いを立てる思いからである。
横地和光没後、相阿彌流の新体制を築きつつ、500年の幾星霜を乗り越えてきた当流が有する日本の本物の文化と精神を打ち出すために務めている。
横地画抱略歴
愛媛県生まれ(旧姓・藤岡)
武蔵野美術大学油絵学科卒業制作優秀賞
- 光風会展出品(93年まで毎年入選)
- 愛媛県立北条高校美術科教諭として奉職
同校を退職して上京
JAN展出品(~1998)
主体展出品(以後毎年出品)、佳作作家賞受賞(98年まで毎年受賞)
美術作品個展(1/22~2/16:相鉄ギャラリー)
美術作品個展(9/11~9/17:愛媛県美術館)
華道相阿彌流 第21世家元 襲名
京都文化博物館・江戸東京博物館における「特別展 いけばな 歴史を彩る日本の美」に出展
金沢21世紀美術館における「日本いけばな芸術特別企画in金沢」運営委員
美術作品個展 (10/28~11/3アートギャラリー道玄坂)
- 自作絵画といけばなコラボ(1/14~1/24 フェイアートギャラリー横浜、以後毎年)
- 絵画作品展(5/4~5/5アクアプラザ新宿 華道相阿彌流展と同時開催)
山本安朗陶芸展にていけばなコラボ(3/25~3/31大磯さざれ石ギャラリー)
自作絵画といけばなコラボ(6/30~7/4あゆみギャラリー神楽坂)
- 帝国華道院理事
- 日本いけばな芸術協会評議員
- いけばな協会理事
- いけばな伝統文化協会理事
- 靖国神社献花協会常任理事
- 横浜華道協会理事
- 主体美術協会会員(~2024年退会)
- C.A.F-N会員(C.A.F-N=CONTEMPORARY ART FESTIVAL NEBULA)